着物の美しさ!日本画における和装表現の魅力に迫る「和装の美 」開催

増田 吉孝

美人画にはこのような楽しみ方もありますね。

日本画の画題としても人気のある美人画。その美人画の和装に着目した展覧会「和装の美 松園・清方・深水を中心に」が始まりました。

女性の姿を描いた日本画は古くからあり、美人画に描かれる女性の和装姿から、時代ごとのファッションの変遷を知ることができるのも魅力ですよね。着物が好きな方、普段から着物を着ている方は日本画、浮世絵をそういった視点から楽しんでいる方も少なくないでしょう。

本展ではまさしくそのような角度から美人画を紹介する展覧会になっています。展示される作品は、上村松園、鏑木清方、伊東深水という、日本の美人画を語る上では欠かすことのできない画家の作品を中心に構成されています。

はんなりとした京美人から江戸の粋な女性の姿まで、さまざまな和装の女性を描いた作品が展示されるとともに、伝統的な染織作品や和装にまつわる工芸品なども合わせて紹介されるので、そこもまた楽しみのひとつですね。

美人画の和装姿から得られる発見を、普段の着物スタイリングに取り入れてみてはいかがでしょうか?

「和装の美 松園・清方・深水を中心に」は2月10日(土)~3月21日(水・祝)の期間、高崎市タワー美術館で開催されます。

和装の美 松園・清方・深水を中心に

 

和装の美 松園・清方・深水を中心に

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