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マニアック過ぎる(笑)メールなどで時々遭遇する「文字化け」を使ったカードゲーム発売!

マニアック過ぎる(笑)メールなどで時々遭遇する「文字化け」を使ったカードゲーム発売!

メールやファイルを開いたら、記号や見慣れない漢字の羅列にぎょっとした経験をお持ちではないでしょうか。コンピュータを使っていると時々、遭遇する「文字化け」。文字が読めなくなってしまう現象をモチーフにしたカードゲーム「mojibake」がヴィレッジヴァンガードオンラインストアに登場しています。制作したのは、デジタルなものをモチーフにしたユニークなカードゲームを作る『遊戯部すずき組』。

コンピュータ上の文字は表示されるときに「文字コード」という表示形式が使われています。文字コードには「UTF8」「Shift-JIS」「EUC−JP」などの種類がありますが、それぞれのコードで割り当てられている文字が異なるため、文字化けと呼ばれる現象が発生します。例えばEUC-JPの「促」はUTF-8では「¥」、「息」は「©」と表示されてしまいます。

同じ記号や数字を揃える通常の神経衰弱とは異なり、『mojibake』では、符号が同じで一見全く違う文字をペアに揃えていきます。「e7f5」の符号はEUC-JPで「苺」で、ペアとなるのはShift-JISでの「鋏」。UTF16の「鋏」の文字コードは「92cf」で、Shift-JISでは「佃」。ああ、なんてややこしい。

カードは文字コード、符号、表示される文字、ペアになる文字が配されたシンプルなデザイン。文字の周りを囲んでいるひし形や丸は、文字コードを表しています。

見た目は違うのに符号が同じモノを揃えていくカードゲーム。表示される文字セットがわからなくても符号を覚えればいいじゃない、とも思いましたが、4桁の英数字と場所を覚えるのは、これまたキツそう。52枚1組のトランプよりも少ない、全部で14組28枚のカードを合わせていきますが、いつもの神経衰弱ゲームより、さらに神経が衰弱しちゃいそうです。

公式サイトではさらに詳しいルールも公開中。文字コードによって獲得点数が違うとか、マニアック過ぎて素敵です。プレイ人数は3〜6人ですが、一人でも遊べるとのこと。

価格は2,268円(税込)で、ヴィレッジヴァンガードオンラインストアで販売中です。

 

【遊戯部すずき組】mojibake(文字化け) / ヴィレッジヴァンガード公式雑貨通販

 

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