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目指すは玉の輿!芸事をいくつも習わせる教育ママは江戸時代にも健在だった
我が娘の玉の輿を願って、教育熱心な母親は、江戸時代にもいたようです。男性と女性の人口を比べると、圧倒的に女性が少なかった江戸時代は、長屋の娘であろうと玉の輿にのるチャンスがありました。
引用画像:東京都立図書館
笠森おせんも水茶屋の娘から玉の輿!
女性が少なかったとはいえ、何もせずに玉の輿にのることができるのはよほどの美人。明和の三美人のひとりだった笠森おせんは、水茶屋の娘から幕臣の正妻の座を射止めました。でも、彼女のスゴいところは、美人だからとそれを鼻にかけて華やかな暮らしをしたわけではなく、結婚後の生活は極めて地味だったところ。結婚相手が御庭番だったため、桜田の御用屋敷(現在の日比谷公園)内で暮らし、生涯を終えるまでこの塀の外に一歩も出なかったとか。
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