東京・代官山のギャラリーALで開催される「ぼくらが琳派を継いでいく 展〚琳派の世界にキャラクターが佇む展覧会」をご紹介します。
京都・室町で日本画と着物を基盤とする、ものづくりの工房「豊和堂」が主催するこのイベント。2015年に京都国際マンガミュージアムで開催された「琳派オマージュ展」で大好評だった、豊和堂絵師による現代のキャラクターと琳派が融合した作品を展示します。
俵屋宗達の双犬図をモチーフにして、手塚治虫先生の名作からレオとユニコが登場。オリジナルにも引けをとらない、ぬくもりある情景が描かれています。
蓬莱山の上で優雅に羽ばたく火の鳥、富士山の上を凛々しく飛ぶアトム。先人たちの技法を模倣、模写することで、技法を会得し後世につなげていく琳派。まさに、今 切り拓かれる 現代の琳派がここにあります。
画像出典：YATTAR JAPAN
リラックマも琳派。現代の「カワイイ」と伝統的な日本画とが驚くほど馴染む3点。
画像出典：Gigazine
同展では、今回の展覧会のために新たに描かれた新作品も展示されるとのこと。400年の歴史とクールジャパンが出会った、琳派の新たな表現は必見です。
ぼくらが琳派を継いでいく 展 琳派の世界にキャラクターが佇む展覧会〛
会場：AL 1F main space 東京都渋谷区恵比寿南3-7-17-1F TEL:03-5722-9799
会期：5月20日（金）〜29日（日） 12:00〜19:00（会期中無休）
公式サイト：http://www.al-tokyo.jp/