伝統の人形こけしの新たな役割

Japaaan編集部

こけしといえば、伝統的な人形ですよね。
木で作られていてシンプルな作りをしています。
最近では上の写真のようなちょっとかわいらしいこけしも多く見られるようになってきていて、若者好きするようなデザイン性の高いものも多くなってきています。

そして元来こけしはただの人形なわけですが、最近では更に新機能を兼ね備えたこけしも出てきているのです。

こけしで防災?もしもの時に役立ちます

こけしって皆さんどのように並べますか?
普通は立てて並べるのではないでしょうか。
そしてこけしは細長い。

もしも地震でグラッと揺れた時、こけしはどうなると思いますか?
震度1とか2とかの小さな地震ではもしかしたら何も起きないかもしれません。
しかし震度3・4このくらいからは分かりません。
こけしもその形状的に、揺れた途端倒れてしまうかもしれません。

そして新機能のついたこけしは、そんな地震の時に役立つのです。
ではどんな機能がついているのかというと、それは懐中電灯です。

防災明かりこけし

 

 

震度3~4程度の地震になると、こけしが倒れる。そして自動的にライトが点灯してくれるのです。
これなら同時に停電が起きたときにも安心ですね。
ライトも自動的についてくれるので、懐中電灯を暗い中で探さなければいけないということもなく安全です。

高さ約30センチの細長いこけしなら、懐中電灯がわりに持って歩くのにも持ちやすいのではないでしょうか。
連続点灯時間は8時間程度ということですから、避難する際の明かりとしては充分に使えるのではないでしょうか。

普段は何食わぬ顔でインテリアに溶け込み、非常事態の際には心強い味方になってくれる、そんな「防災明かりこけし」で非常時に備えるのも良いかもしれません。

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