昭和63年から毎年8月第2土曜日に開催されてきた東京湾大華火祭(とうきょうわんだいはなびさい)。東京を代表する花火大会の一つですが、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの準備のため、休止されることとなりました。
東京湾の晴海ふ頭公園や沖合の舟か約12,000発の花火が打ち上げられ、夏の風物詩として多くの人に愛されてきましたが、選手村の整備工事のため安全な観覧場所を確保できなくなってしまったため、当面の休止が1月25日の実行委員会で決定されました。
主催の中央区は「新たな観覧会場の確保や、打上場所の調整などを含め、関係機関の協力も求めながら、東京湾を舞台とした同規模の花火大会を開催できるよう、全力で取り組む」とのこと。
夏のお楽しみが一つ減ってしまうのは残念ですが、東京都内では他にも大規模な花火大会が今年も開催予定。いずれも迫力満点で、人気の花火大会です。
足立の花火
開催場所:東京都足立区 荒川河川敷(東京メトロ千代田線鉄橋~西新井橋間)
打上数:約1万2000発
みどころ:約100年の歴史を持つ花火大会。荒川に屋く1万2000発の花火が打ち上げられます。
隅田川花火大会
開催場所:桜橋下流~言問橋上流(第一会場)、駒形橋下流~厩橋上流(第二会場)
打上数:約20,000発
みどころ:日本一の伝統と格式を誇る関東随一の花火大会。始まりは江戸中期の享保18年(1733年)。屋形船からも花火大会を楽しめます。
江戸川区花火大会
開催場所:東京都江戸川区 江戸川河川敷(都立篠崎公園先)
打上数:約14000発
みどころ:江戸川区と千葉県市川市で同時開催する大規模な花火大会。人出の数、花火のスケール、いずれもスケールの大きな花火大会です。