これは美しい!豊かな色彩と細密な「京友禅」の着物柄をデザインした真空断熱ボトルが発売

Japaaan編集部

タイガーから、伝統工芸「京友禅」の着物柄をデザインに採用した真空断熱ボトルが発表されました。

タイガー独自の塗装技術によって実現した凹凸のある立体的な色柄と手触りを持つ真空断熱ボトル、 MJXシリーズの新製品として発売される「真空断熱ボトル MJX-B481」

「京友禅」の手捺染工場として大正時代に創業した老舗の亀田富染工場とのコラボで生まれた製品です。2023年に初コラボ製品が登場し、今回が第2弾となります。現代風にアレンジした色柄で、「京友禅」の特長である豊かな色彩と雅やかな模様を、ボトルに再現しています。

ラインナップは全3種。

御所解

京都御所に勤める女性たちが、奥方から払い下げられた小袖をほどいて用いたことから呼称されるようになったと伝わる「御所解模様」。能や王朝時代の物語をテーマに、流水や草花、宮殿、牛車、扇面など、雅な素材を象徴的に配した遠近感のある風景模様です。

龍神

謡曲「竹生島」を題材にした図柄で、明治~大正時代には、大店(おおだな)の主人や財閥の男性の嗜として、着物に好んで用いられました。力強い龍神を中心に、楽器や玉手箱、能面といった細かな小物が賑わう、見ていて飽きない柄です。

富士越龍

葛飾北斎晩年の作品。日本の象徴である富士山と天に飛翔する龍が描かれており「さらに高みを目指したい」という北斎自身の気持ちの表れと言われています。富士山は海外からも日本の象徴と認知されており「健康長寿」「無病息災」「家内安全」を願う縁起物とされます。

金箔のような工芸品から染物の糸が織りなす着物の表情まで、モチーフが本来持つ質感に近づけるため、絵柄ごとに重ね方をアレンジする手法はタイガー独自技術の真骨頂といえます。

また、ボトルには贈り物に最適な桐箱が付属。桐材は軽量で防湿性に優れ、その美しい木目から優美で格調高い木とされています。ボトル専用の桐箱は、伝統工芸品の茶碗や絵画を保管する木箱を専門につくっている熟練の職人が丁寧につくったものです。

「真空断熱ボトル MJX-B481」は2025年10月1日(水)に発売されます。

 
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