下駄すぎる〜!ヨーロッパ発、日本文化モチーフ新型の和洋折衷「Chin-Suru」

Japaaan編集部

ポーランド出身ロンドン在住のデザイナーMichał Mrzygłódさんの生み出した作品がとてつもなく斬新。 和洋折衷の概念を突き抜けてます。

靴なんだけど下駄。下駄なんだけど靴。

彼のデビューコレクション「Chin-Suru」はポーランドで最も有名なファッションコンテスト「金の糸」で2位に入選。「Chin-Suru」の読み方はそのまま「ちんする」、つまり「チンする」。電子レンジで食べ物を温めるを意味する、9割の日本人が使う動詞化した言葉のアレです。日本に入ってきて変容し定着してしまった単語「チンする」。Michałさんの手にかかり、明治時代からかつての日本で巻き起こってきた文化の多様性と社会の変化のメタファーとなりました。

靴は下駄と融合。直線的なシルエットとフードが印象的な服は江戸時代の衣服であるきものと、70年代のカリフォルニアのサーファーとスケーターのスタイルが組み合わさっています。日本の伝統的な衣服の形があちらこちらに見てとれますね。テクスチャーも鮭の皮プリントとか独創的すぎるコレクション。その他の作品もお楽しみください。

モード全開のスタイルながら、意外にもスッと入ってくるのはきものがベースになっているせいなのかも。バッグがコンビニ袋というのも親しみ深いです。

Michał Mrzygłód S/S14 Collection – Chin-suru – HUF Magazine

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