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お参りするだけ無駄!?”願掛け”をしていい神社とダメな神社の重要な見分け方とは?

お参りするだけ無駄!?”願掛け”をしていい神社とダメな神社の重要な見分け方とは?

年の瀬も迫り、来年の初詣はどこの神社に行こうか……?と考えている人もいるでしょう。

ただ、絶対叶えたいお願い事があるなら、どの神社にお参りするのかをとある基準で選ばなければいけないこと、ご存知ですか。

今回は、初詣に行く神社を選ぶ重要なポイントを紹介します。

日本の神様は2種類に分けられる

日本の全ての神々は、「国津神(くにつかみ)」「天津神(あまつかみ)」に分類されます。

国津神と天津神の違いは、その出身地です。日本には古来より万物に神が宿っていると考えます。これが、「八百神(やおよろず)信仰」です。

その中でも、自然界で生まれ、そのまま住んでいる神々を「国津神」。神の国で天照大神(あまてらすおおみかみ)から生まれ、神の国である高天原(たかまがはら)に住んでいる神々を、「天津神」と呼びます。

国津神は、いわゆる自然神です。
天津神は、天皇家のルーツとも言われます。

地上に生まれ落ちた神と神の国に生まれた神というと、神の国で生まれた方が位が高く感じるかもしれません。しかし国津神と天津神に上下関係はなく、守備範囲や役割が違うだけです。

個人的な願いと世界レベルの願い

神社でお願い事をしたい時は、ご祭神によって、自分の個人的なお願いなのか。もしくは国家、世界、地球といった壮大なレベルでの願い事なのかによって、神社を選ぶが重要です。

神社の神々にはそれぞれ管轄があり、得意不得意も異なります。

例えば国津神は全ての自然に宿り、人間の身近なところに暮らしています。そのため人間の日々の営みも熟知している神々です。

・良縁に恵まれたい
・志望校に合格しますように
・ビジネスで成功したい
・無病息災

人間世界の諸事情に精通している国津神は、人間の個人的な願いを叶えるのが得意です。
一方の天津神は、一部高天原から地上に降りている神を除けば、基本的には神の国に暮らしています。

人間世界の様子を天上から包括的に眺めてはいるものの、仔細な人間関係や人間の日々の営みなど、知るよしもありません。

しかし人間界全体を大きな視点でみられます。

・安寧秩序
・国家太平
・世界平和
・協和万邦

こういった世界全体を見据えた願いを叶えるのが得意です。

そのため、自分の願い事が個人的なものなのか。もしくは個人レベルを超えたものなのかによって、参拝する神社を使い分けるのが、願い事を叶えやすくするポイントと言われています。

2ページ目 願いを叶えるかは出雲会議で決めている

 

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