クリスマスが題材のとても珍しい浮世絵『雪庭のサンタクロース』がウイスキーのラベルデザインになりました

Japaaan編集部

浮世絵師・川瀬巴水(かわせ はすい)による、クリスマスのサンタクロースを題材にしたとても珍しい浮世絵『雪庭のサンタクロース』をラベルデザインに採用したウィスキーが発売されます。

川瀬巴水は、昭和時代に浮世絵版画の復興を目指し、同時期に活躍していた絵師らとともに新版画という分野を確立した人物。生涯を通じて詩情的な風景版画を描き続け、その名は海外でも広く知られるように。

これは珍しい浮世絵!プレゼント持ったサンタが日本庭園を歩く、川瀬巴水「雪庭のサンタクロース」

今回紹介する作品はとっても珍しい、浮世絵の作品にサンタクロースが登場するというもの。浮世絵ならではの擦りの技法で仕上げられた作品にサンタクロースが描かれるというのは、どこか不思議な感覚を覚えます。…

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そんな巴水が描いた『雪庭のサンタクロース』 は、彼の作品に多く見られる夜の雪景色の中に、サンタクロースが描かれるという珍しいモチーフの作品で、1950年に大手広告代理店発刊の海外向け外国語貿易雑誌の表紙用に描かれたものです。

川瀬巴水「雪庭のサンタクロース」

この貴重な作品を、巴水の作品の版元、渡邊木版美術画舗が、現代の職人たちの粋を集め、版木彫りから摺りまで全てを新たに起こした復刻版を素材として、ウィスキーラベルのデザインに仕上げました。

ウイスキーは「バルメナック2010」。クリーンですっきりした香りとスパイシーなフィニッシュ、透明感とともに短めの熟成年数を感じさせない重厚感があります。

これからのクリスマスシーズンに特別なギフトとして喜ばれそうですね。「「雪庭のサンタクロース」ラベル・ウイスキー/バルメナック2010」は、2022年11⽉28⽇(⽉)12:00〜12⽉1⽇(木)23:59の期間、オンラインで抽選受付が行われます。

「雪庭のサンタクロース」ラベル・ウイスキー/バルメナック2010

 
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