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絵師・菱川師宣の名作がモチーフの「見返り美人ミク」が公開、「踊る埴輪&見返り美人 修理プロジェクト」の一環で

絵師・菱川師宣の名作がモチーフの「見返り美人ミク」が公開、「踊る埴輪&見返り美人 修理プロジェクト」の一環で

東京国立博物館と文化財活用センターが行っている、「埴輪 踊る人々」と「見返り美人図」の本格修理費用を個人や企業から募る「踊る埴輪&見返り美人 修理プロジェクト」の一環で、「初音ミク」を展開するクリプトン・フューチャー・メディア株式会社と共同で「見返り美人ミク」を制作。その関連グッズが発売されます。

「見返り美人ミク 」キービジュアル Art by Rella (C) CFM

「踊る埴輪&見返り美人 修理プロジェクト」は、江戸時代の絵師・菱川師宣の名作「見返り美人図」と、埼玉県・野原古墳で出土した「埴輪 踊る人々」を修理するプロジェクトで、本年4月からスタートしました。

見返り美人図(左)、埴輪 踊る人々(右)

今回発表された「見返り美人ミク」に関連したグッズの売り上げの一部は、「埴輪 踊る人々」と「見返り美人図」の2作品をはじめとする所蔵文化財の修理に関連する費用として、東京国立博物館に寄附されます。

「見返り美人ミク」のキービジュアルは、国内外で活躍するイラストレーターのRella氏が担当。菱川師宣が描いた「見返り美人図」をモチーフに、紅色の鮮やかな振袖をまとい、前髪を立てて元結で結ぶ「吹前髪」姿のミクが、ふと振り返る一瞬を描いています。

振袖の柄には桜と菊が円形にあしらわれた花丸模様が描かれ、帯は当時の人気役者の着こなしにちなんだ帯結び「吉弥(きちや)結び」と、江戸時代のファッションの流行が垣間見えます。

今回発表されたグッズは12種類。キービジュアルに加えて、東京国立博物館本館の外観とゆりの木を背景にしたビジュアルから制作したグッズなど様々に展開するとのこと。

グッズは東京国立博物館のミュージアムショップや「見返り美人ミク オフィシャルECサイト」にて、9月6日(火)より発売されます。

グッズ一覧

  • 1. アクリルアート*1*2     :102,300円
  • 2. 複製画*1*3         :44,000円
  • 3. BIGアクリルスタンド*1*3  :9,900円
  • 4. タペストリー        :5,060円
  • 5. アクリルブロック      :3,520円
  • 6. ミニ色紙          :1,210円
  • 7. アクリルスタンド      :1,650円
  • 8. アクリルコースター(2タイプ):各880円
  • 9. アクリルキーホルダー    :770円
  • 10. A4クリアファイル     :550円
  • 11. ポストカード(2タイプ)   :各220円
  • 12. ねんどろいど *4      :価格未定
  • *1 ECサイト等での受注生産にて販売。
  • *2 館内ミュージアムショップでの取り扱いはありません。
  • *3 館内ミュージアムショップでは若干数のみ販売(完売次第終了)。
  • *4 2023年1月より受注販売予定。
 
 

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