「鎌倉殿の13人」再起を図る北条義時たちに「悪い知らせ」…第6回あらすじを予習
いやぁ、前回（石橋山の合戦）は見事に負けてしまいましたね。
しかし勝敗は武門の常、むしろ次につながる負けぶりこそが将器の見せどころ……ですが、源頼朝（演：大泉洋）の逆ギレっぷりと言ったらもう。
次どころか、今にも御家人たちに見放されてしまいそうな勢いです。
おまけに「ご本尊様を持って来てくれ」というワガママのせいで挙兵を引っ張って来た北条宗時（演：片岡愛之助）を喪う始末……。
それでも主人公の北条義時（演：小栗旬）は「兄との約束」を胸に、必ずや勝利をつかむべく奔走するのでした。
武田との交渉決裂、ゆらぐ時政を励ます義時
頼朝挙兵の報せを受け、武蔵国では乳母の比企尼（演：草笛光子）が甥の比企能員（演：佐藤二朗）に加勢へ向かうよう迫りました。
が、そんな時に石橋山で源氏は敗北、頼朝が行方不明との報せが飛びこみ、比企尼は呆然としてしまいます。
その頃、石橋山の山中では敵方の山内首藤経俊（演：山口馬木也）と梶原景時（演：中村獅童）らが頼朝を山狩り。
景時は洞窟に隠れていた頼朝を発見するが、なぜかこれを見逃して去って行ったのでした。
一方、義時は父の北条時政（演：坂東彌十郎）と共に甲斐国を訪れ、武田信義（演：八嶋智人）に援軍を要請。
これに対する信義は自分こそが源氏の棟梁であると頼朝に認めさせることを条件に出しました。
前回罵倒されたことを根に持っていた時政は、これを機に頼朝と手を切り、武田に従おうと考えます。
しかし義時はこれを拒絶して時政を諫め、けっきょく交渉は決裂。負け戦さで心の折れかけている父を励ましながら、義時は頼朝の元へ戻るのでした。
