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明治時代の郡・市の範囲を収録した『郡地図 Ver 1.0』が無償ダウンロード公開!Googleマップでも見れるぞ

明治時代の郡・市の範囲を収録した『郡地図 Ver 1.0』が無償ダウンロード公開!Googleマップでも見れるぞ

明治時代中頃の全国の郡・市の範囲をシェープファイルに収録したデータ『郡地図 Ver 1.0』が無料ダウンロード公開されました。だれでも自由に利用することができます(使用条件等あり)。

今月公開された『郡地図 Ver 1.0』は、明治時代中頃(市制及町村制施行の頃)における郡・市の範囲を、シェープファイルに収録した、郡地図研究会による無償公開データとなります。

シェープファイルの利用においては特別なソフトウェアや知識などが必要となりますが、なんと『郡地図 Ver 1.0』のデータを利用して、Google Map上に郡地図データを表示するGoogle マイマップバージョンも公開してくれているのです。

Google マイマップバージョンは、レイヤー数および容量制限のため、地域別に公開されていますが、誰でもブラウザ上ですぐに郡地図データを確認することができます。

自分の住んでいる地域や出身地など縁の地が、明治時代はどんな地名であったのかを確認するだけでも面白いですよ。

なお、郡地図が対象としている時期は地域によって異なるそうで、具体的には以下の時期になります。

  • 青森県~鹿児島県 明治 23 年 2 月 15 日(島嶼部を除く全域に市制及町村制施行)
  • 沖縄県 明治 29 年 4 月 1 日(沖縄県ノ郡編制ニ関スル件)
  • 小笠原 明治 31 年 7 月 14 日(南鳥島ヲ東京府所属小笠原島司ノ所管ト為ス)
  • 北海道 明治32年5月29日(北海道区制)
  • 樺太 大正 4 年 6 月 26 日(樺太ノ郡町村編制ニ関スル件)
  • 台湾西海岸 大正 9 年 10 月 1 日(台湾州制)
  • 台湾東海岸 昭和 12 年 10 月 1 日(台湾庁制)

郡地図は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの表示 4.0 国際に従うことで利用が可能。利用する際には、出典の記載が必要で。可能であれば URL の掲載も。編集・加工して利用する場合は、出典を記載するとともに、編集・加工等を行ったことを記載する必要があります。使用について詳しくは『郡地図 Ver 1.0』に同梱されている説明書を確認してください。

郡地図 Ver 1.0 – 郡地図研究会 – BOOTH

 
 

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