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「白羽の矢が立つ」という言葉の由来、実は神様への生贄「人身御供」の風習から生まれた!?
「白羽の矢が立つ」といえば、大勢のなかから大抜擢されたときなど、よい意味に使われることが多い言葉ですが、もともとは大勢の中から犠牲者が選びだされることを指していました。
日本には古来より、山の神や水の神などに対して、願をかけるなどして見返りに人身御供(ひとみごくう)をささげるという伝説が各地に乗っています、その際、人身御供となるのはだいたい若い娘。そして、人身御供に選ばれた娘の家には、軒下に白羽の矢が立ち、その矢が立った娘の家は否応なく神にささげられるようになったといいます。
先述のように、現在では良い意味でも使われるようになっていますね。
また日本語には、「雉(きじ)も鳴かずば撃たれまい」という言葉があります。
これは、「余計なことを言わなければ、禍いを招かないですむ」という意味のことわざですが、この言葉にも「人身御供」を思わせるような由来が伝わっています。
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