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これは欲しすぎる〜!幕末の浮世絵師・河鍋暁斎のあの名作たちを海洋堂がフィギュア化!

これは欲しすぎる〜!幕末の浮世絵師・河鍋暁斎のあの名作たちを海洋堂がフィギュア化!

江戸幕末〜明治時代にかけて活躍した絵師・河鍋暁斎(かわなべきょうさい)。妖怪や地獄絵、戯画や美人画など、一人の絵師が描いたとは思えないほど様々な作風の作品を数多く残した、世界的に人気の絵師です。

河鍋暁斎に関する記事 – Japaaan

そんな河鍋暁斎の作品を、海洋堂が立体化!「miniQ 河鍋暁斎 画鬼盆景」が発売されます。

”フィギュアと言えば!”の海洋堂がフィギュア化させたのは、河鍋暁斎が残した作品の中でも取り上げて人気の作品に登場する動物や人物、全5種。

動物をユーモラスに擬人化したものから楚々とした佇まいの美人、身の毛がよだつような髑髏の画まで、その幅広い筆致と魅力をみごとに立体化しています。

髑髏と蜥蜴

全14図で構成された画帖「風俗鳥獣画譜」の最後に収められた作品。うち捨てられた髑髏から這い出る蜥蜴を描いた画を立体化。実物とは異なるデフォルメがされた特徴的な髑髏の形状、それと対となるような生物感と無機質さを持つ蜥蜴の姿を立体的に表現している。

鳥獣戯画 猫又(『鳥獣戯画 猫又と狸』より)

踊る動物たちを描いた「鳥獣戯画 猫又と狸」より、赤いチャンチャンコを着て踊る猫又を立体化。軽やかに身体を捻るような姿は、猫又の証である二又の尻尾の角度や空気感を感じるチャンチャンコの造形によってより躍動感のある雰囲気に仕上がっている。

美人観蛙戯図

庭先で涼む美女が眺める先には、戯画化された蛙たちの空間があるという、美人画と動物戯画を融合させた河鍋暁斎の真骨頂とも言える作品を立体化。女性の日常のひとこまを切り取ったような、整っていない髪型や少しはだけた浴衣のシワなど、元となった美人画が持っているゆったりした空気感を立体的に再現。蛙も小さいサイズながら戯画らしい表情や動きが作り込まれている。

蛙図1(『美人観蛙戯図』より)

美人観蛙戯図にて、美女が見つめる蛙の中から、存在感を示す形で並ぶ2匹を立体化。
腕組みをする蛙とあぐらをかいてのど元を膨らませる蛙は、戯画らしい人間っぽい表情とポージングは絵では見えない背面部分も含めてリアル感を残しつつもコミカルなイメージで造形されている。

鳥獣戯画 狸(『鳥獣戯画 猫又と狸』より)

猫又と共に描かれた、一緒に踊る狸を立体化。狸は頭に蔓状の植物の葉を載せ、踊りながらまさに変化する瞬間とも言われる。猫又とは対になるような片足を軸にしてポーズは、背面から見ると筋肉の動きを感じさせる躍動感も表現している。

全高は約30mm〜55mmでABS/PVC製。「miniQ 河鍋暁斎 画鬼盆景」は2020年10月に1個590円で発売されます。オンラインでは「1BOX6個入り」が予約受付中です。

 

miniQ 河鍋暁斎 画鬼盆景 全5種 – 海洋堂

©KAIYODO

 

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