クラウドファンディングサービス「Makuake」に、日本の伝統工芸の素晴らしさを伝える素敵なプロジェクトが登場しています。今回紹介するのは、日本の3つの伝統工芸である「越前和紙」、「山中漆」、「京うちわ」の職人さんの手によって作られた「鶴亀うちわ」です。
「鶴亀うちわ」は、日本古来から縁起の良い生き物として親しまれてきた「鶴亀」をテーマにしたうちわです。鶴は夫婦仲が大変良く、一生を連れ添うと言われることから、夫婦円満の象徴となっています。亀は甲羅模様の六角形が昔のお金の形であるといわれていることから金運の象徴となっています。
ご覧のように持ち手の部分は鶴亀それぞれの頭を表現しています。持ち手は山中漆の「拭き漆」によって木目を引き立て、丈夫に仕上げられています。持ち手の柔らかい曲線は仰ぎやすさも追求し製作されています。
そして扇部分には越前和紙の「透かし和紙」の技法を活用。模様は鶴の翼模様と、亀の甲羅模様を表現しています。
うちわの中骨は「挿し絵構造」が特徴の京うちわによって仕立てられており、持ち手の「山中漆」、扇部分の「越前和紙」、3つの伝統工芸の技術が融合したプレミアムなうちわとなっています。
うちわとして実用するのはもちろんのこと、観賞用として、または海外の方へのギフトとしても最適ではないでしょうか。暑くなるこれからの季節、縁側でのんびり「鶴亀うちわ」を仰ぎながら、至福の時間を楽しんでみませんか?
現在「鶴亀うちわ」はMakuakeで支援を募っています。