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今年もキタキタ!日本の暑い夏!「涼」をカンタンに感じられる涼アイテム・涼み方のすすめ

今年もキタキタ!日本の暑い夏!「涼」をカンタンに感じられる涼アイテム・涼み方のすすめ

ここ最近の日本の夏は、「猛暑」を通り越して「酷暑」という言葉がピッタリですよね。ただ生きているだけなのに……つらい。

少しでも「涼」を感じたい日々が続きますが、どうせなら日本の夏の風情を感じるアイテムやアイデアを取り入れてみませんか? 家で簡単にできる、日本の夏の涼み方をご紹介します。

風鈴をつるす

“ザ・日本の夏の風物詩”とも言える風鈴の原型は、古代中国(インド説もあり)で占いに使われた占風鐸(せんふうたく)という道具と考えられています。仏教に取り入れられると、寺院の屋根につり下げる風鐸(ふうたく)として、厄除け・魔除けの道具になりました。

疫病が多くなる夏の時期、庶民も風鈴を軒先につるし始め、夏の風物詩へと変化していったものと考えられます。

今や厄除けというよりも、涼を感じるための装置となった風鈴。風鈴の音を聞くと、実際に体温が下がることがわかっています。「風鈴が鳴った=風が吹いた=涼しい」と脳が判断するからだそうです(ただし日本人のみに見られる反応)。暑すぎない日はエアコンを止め、窓を開けて風鈴の音に耳を傾けてみるのもおすすめです。

ガラス製の江戸風鈴や南部鉄製の南部風鈴、そして甲冑(かっちゅう)師によって生み出された火箸風鈴など、全国にはさまざまな風鈴があります。夏には各地で風鈴市が開かれるので、お気に入りの風鈴を見つけに行くのも楽しいですよ。

2ページ目 ベランダに打ち水、すだれ・よしず

 

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