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現存する最古の日本映画も!明治時代に撮影された貴重な映像作品をデジタル化「映像でみる明治の日本」公開

現存する最古の日本映画も!明治時代に撮影された貴重な映像作品をデジタル化「映像でみる明治の日本」公開

先日、明治27年に撮影されたフィルムをカラー化した映像をJapaaanでも紹介し、大きな反響がありましたが、

これは超貴重!明治27年に日本の街並みを撮影したフィルムがカラー映像化されました!

昨日、昭和20年の沖縄戦の様子をAI技術でカラー化した映像を紹介しましたが、[insert_post id=98234]同Youtubeチャンネルに、とても興味深いカラー化映像が紹介さ…

このほど国立映画アーカイブと国立情報学研究所が共同で、日本映画生誕120年を記念して「映像でみる明治の日本」というウェブサイトを公開しました。

「映像でみる明治の日本」は、「文化芸術振興費補助金(美術館・歴史博物館重点分野推進支援事業)」で採択された「映画におけるデジタル保存・活用に関する調査研究」の成果として制作されたサイトで、明治時代に撮影された日本映画5作品をデジタル化し、ストリーミングで配信しているのです。

公開作品の中には重要文化財にも指定されている、現存する最古の日本映画「紅葉狩」も含まれており、映像系のお仕事に携わる方にとってはとても貴重なコンテンツとなっています。

公開されている映像は「紅葉狩」のほか、「大相撲の活動写真」「日本南極探検」「明治四十五年四月四日 藤田男爵 葬式の実況」「忠臣蔵」を公開。明治時代の日本人の暮らしぶりが映されたものもあり、とても興味深いラインナップとなっています。

さらに、現在では失われてしまった「最古の日本映画」のフィルムのコマ(35㎜フィルムの一部)を、日本大学芸術学部映画学科が同学部コレクションから発掘。これを高精細画像で公開しているのです!

4点のうち3点の画像は戦前の発掘当時以来の公開とのこと。フィルムのコマからは、明治時代の日本橋、浅草観音、奇術、本朝廿四孝が高精細画像で公開されています。

映像、画像ともにスマートフォンからも閲覧可能となっています。是非チェックしてみてください。

 

映像でみる明治の日本

 

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