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煎茶をさらにおいしくする淹れ方のまとめ

煎茶をさらにおいしくする淹れ方のまとめ

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2013/10/08

煎茶をおいしくいれるためにはちょっとしたコツを掴んでおくことが大切です。そこで今回は、そのコツを分かりやすく解説したいと思います。

煎茶を淹れる時に大切なコツを確認

まず煎茶を淹れる時に大切なコツをご紹介しておきます。

  1. 湯温
  2. 蒸らし時間
  3. 茶葉の分量

この3つです。このコツさえ掴んでしまえば、いつでも自分好みのおいしいお茶を楽しめるようになりますよ。

Step 1 : 必要な道具

煎茶を淹れるのに絶対に必要な道具は以下の通りです。

1、茶葉
2、茶さじ(なければ手持ちのティースプーンでOK)
3、急須
4、茶碗

 

Step 2 : お茶碗にお湯を注ぐ

煎茶は急須に茶葉を入れてそこにお湯を注げばそれで淹れられます。しかし、それではおいしいお茶を淹れるためのコツである湯温の調節ができていませんよね。では、どのようにしてその調節をするのかというと、お茶碗を使います。

お湯は1度別の容器に移すと約10度温度が下がると言われています。それを利用してお湯の温度をちょうどいいところまで下げていくのです。煎茶をおいしく淹れるための適温は70度くらいと言われていますので、沸騰したお湯から3回容器を入れ替えれば適温になります。

やかん(100度)→保温ポット(90度)→茶碗(80度)→急須(70度)

このように調節することができます。

Step 3 : 適量の茶葉を量りいれる

次のコツは適量の茶葉を量りいれることです。

煎茶を毎日飲んでいるけれど味が安定しないという方は、もしかすると茶葉をはかっていないのではないでしょうか?

1杯分の茶葉は3グラムが目安ですから、1人分を入れるのなら3グラム・2人分なら6グラムといった具合で使用します。

ただし、毎回はかりを出してきてはかるのは面倒ですよね。そこで使うのが茶さじです。今回は茶さじが無いという方もいるのでは、ということでティースプーンを利用してみました。

ティースプーン1杯分=約3グラムです。

1度手持ちのスプーン1杯で何グラムの茶葉がはかり取れるのかをはかっておくと分かりやすいですよ。今回は2杯分のお茶を淹れますので、ティースプーン2杯分の茶葉を急須に入れます。

 

Step 4 : お湯を急須に注ぎます

そして、湯温の調節のためにお茶碗にいれていたお湯を急須に注ぎます。急須に入れた段階でお湯は煎茶を入れるのにちょうどいい70度になっていますし、茶葉の分量もちょうどいいので、おいしいお茶が出るのを待ちます。

さて、ここで問題になってくるのがどれくらい蒸らし時間を取るのか?ということです。お湯を入れたらすぐさま茶碗にお茶を注いでしまうという人もいるかもしれませんし、そのまましばらく放置してしまうという人もいるかもしれません。そしておそらく、前者のお茶は薄く感じるでしょうし後者のお茶は渋く苦く感じることでしょう。

おいしい煎茶を淹れるための最適の蒸らし時間は1分程度と言われています。ですから、急須にお湯を注いだ後は1分間フタをして待ちましょう。

 

Step 5 : 茶碗に注いでいきます

1分間が経過した後は茶碗に注いでいきます。しかし、このときにも実はちょっとしたコツがあります。ただ単にサーっと注いでいくのではなくて、ちょっとずつそれぞれの茶碗のお茶の濃さが均一になるように注いでいくのです。

まず茶碗1に少しお茶を注ぎます。そして次に茶碗2に同じくらいお茶を注ぎます。その次にまた茶碗1に注ぐ方が多いと思いますが、先に茶碗2に注いでから茶碗1に注ぎます。そうしなければお茶の濃さが均一にならないからです。

つまり、「1 → 2 → 2 → 1 → 1 → 2 → ・・・」と少しずつ注いでいくのです。

急須に入れたお湯の分量は、元々茶碗に入れて湯冷まししていた分量のみですから、このように順番に注いでいくとちょうどぴったり2つの茶碗に注ぎ分けることができるはずです。

 

Step 6 : 2煎目のお茶もおいしく飲む工夫

急須のお尻側をポンと叩いてあげると、写真のようになります。この状態にしてからフタをずらして置いておくと、通気性が良くなり2煎目もおいしいお茶を淹れられます。

 

おいしい煎茶の入れ方の手順まとめ

  1. お湯をお茶碗に入れて適温に冷ましておく
  2. 適量(1杯分=ティースプーン1杯)の茶葉を急須に入れる
  3. お茶碗で湯冷まししたお湯を急須に入れる
  4. 1分蒸らして待つ
  5. 均一の濃さになるように順番にお茶碗に注ぐ

煎茶を毎回おいしく淹れるのは難しいと感じている人もいると思います。昨日はおいしくはいったのに今日はイマイチ・・・、なんてこともあるでしょう。

それはきっと、昨日淹れた時にはたまたまおいしく淹れるコツと合致した淹れ方ができたけれど、意識して淹れていなかったので今日はそれが再現できないということではないでしょうか。

煎茶をおいしく淹れるためのコツはそんなに難しいことでも面倒なことでもありません。ぜひ毎日のお茶をおいしくいただくために実践してみて下さい。 

 

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