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鶴が折れるほどの薄い木材。京都・北山杉の新たな可能性

鶴が折れるほどの薄い木材。京都・北山杉の新たな可能性

北山杉。京都に住む人なら、馴染みの材木でしょう。あるいはどこに住んでいようと、高級木材として認知されてるのかもしれません。

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その芸術性と美しさゆえ、日本家屋の茶室や床の間などはもとより、多くの神社仏閣でも重用され続けている、京都の「伝統工芸」材木・北山杉。しかし、生活の変化や輸入木材の進出による国産木材の苦しい状況はこの杉にも当然ながら影響していて、需要は確実に減っていると言われてます。

材木は育てるのに手がかかるものであり、北山杉は使える状態になるまで30年近くもかかるとか。需要が減り続けたら、このような手間がかけられず、山が荒れる可能性も出てくるわけです。

この状況をなんとかしようと、新商品の開発で北山杉の用途拡大を目指す動きがあります。京都市下京区のKyoto Natural Factoryは、京都のナチュラル素材を使った化粧品などを扱ってる会社ですが、北山杉の商品開発にもタッチ。天然木を加工した極薄シート「京乃木肌(きょうのきはだ)」や、北山杉スピーカーなるものを世に放ってます。
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「京乃木肌」は、木を薄く削った板に和紙を貼り合わせ、特殊加工で薄くしたもの。北山杉の木目を活かしながらも、鶴が折れるほどの薄さを極めてます。壁紙や天井板としての使用も可能で、インテリアや雑貨類、あるいはiPhoneへの貼り付けなんてのもできるんだとか。

北山杉の木目が映える、iPhone。面白いかも知れません。10月末に発売予定という北山杉スピーカーは、「年輪」という名前がついてる通り、丸太の真ん中にスピーカーが埋め込まれたもの。美しいと同時に大胆なフォルムであり、出音の方も実に気になります。

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生活の変化は、あるところではマーケットの縮小を呼びますが、新しいマーケットを創造したりもします。近い将来、私たちは今では想像もつかない形で北山杉、あるいは国産木材と共生してるのかも知れません。

株式会社Kyoto Natural Factory

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