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日本の中枢で神輿が踊る!「山王祭」へ行こう

日本の中枢で神輿が踊る!「山王祭」へ行こう

高層オフィスビルが建ち並ぶ四ッ谷麹町界隈に、ここ数日お囃子の音が響き渡っています。

町内のお祭りか何かかと思い、詰め所にいた法被姿のお母さんに話を聞いてみると、何と祇園祭、大阪天満まつりと並び日本三大祭に数えられ、江戸三大祭の筆頭である、山王祭が執り行われているそうです。
山王祭は歴代将軍が日枝(ひえ)神社へ上覧拝礼するための天下祭りが起源で、二年に一度、神田明神の神田祭と交互に、6月初旬から中旬に行われています。日本三大祭というとねぷた、七夕まつり、徳島阿波踊り、博多どんたく・・ともっと知名度の高いものが入りそうなものですが、その昔、日枝神社が江戸城の守護を司っていたため江戸幕府の手厚い保護を受け、三大祭に数えられ今に至っているとのこと。

スーツ姿でせわしなく歩く人の流れの中に法被と地下足袋で陣取る人々。
年を経て味のある色になった提灯がオフィス街の交差点に堂々と置かれているさま。
何とも不思議な光景です。

 

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山王祭のメインイベントである神幸祭で行なわれる巡幸は、何と言っても霞が関から赤坂見附まで広がる巡幸路が魅力です。四ッ谷駅から靖国神社、国立劇場、皇居(旧江戸城ですね!)、警視庁前、丸ビル、帝国ホテル、首相官邸と、まさに東京の、いや、日本の中枢を神輿が練り歩き日枝神社へと宮入りします。

巡幸は、三社祭のような法被衆に担がれた勢いある山車、神輿はもちろんですが、宮衣装を纏った格式高い御列が登場するのも見所のひとつだそうです。町会の神輿の勢いと御列の穏やかで荘厳な雰囲気を対比して楽しむのも良いですね。

筆者の勤務先が四ッ谷にあり、たまたま行き当たったお祭りがとても由緒あるものだったのですが、住んでいる地域の氏神様や、関わりある土地の神様のお祭りにも是非とも参加したくなりました。

平成24年の山王祭は6月17日まで開催されています。
近くにお寄りの際は是非法被姿の地元の方に話を聞いて、その魅力を発掘してください!

千代田区観光協会 山王祭ガイド

 

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