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海の日はなんで祝日なの?海の日の由来・成立にまつわる歴史を紹介

海の日はなんで祝日なの?海の日の由来・成立にまつわる歴史を紹介

時代を超えても変わらず日本人に愛される海の日

終戦と共に様々な法律が改定され、昭和23年(1948年)に海の記念日は『国民の祝日に関する法律』によって海の日と名前を改めます。その2条では、『海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う』と詠われました。

それは、文明開化と共に海洋立国になった海の記念日よりも更にグレードが高まり、時代の進展を感じる内容に変わりましたが、島国の国民として生きる日本人の海に対する思いは変わらずに残っています。

平成15年(2003年)以降は7月20日から7月の第3月曜日に日付が変更されましたが(2021年は東京五輪に関連し、祝日移動しています)、自治体だけでなく国土交通省や海上自衛隊も交えたイベントが多く開かれるようになって、海の日は真の意味で“国民的な祝祭日”に昇華しました。しかし、日本の近代化や文化の発展を語るには欠かせない意味と歴史を持つ祝日と言うことを知っておけば、海の日をより一層楽しめるでしょう。

 

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