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大江戸3分クッキング♪新選組・近藤勇も大好きだった「たまごふわふわ♡」

大江戸3分クッキング♪新選組・近藤勇も大好きだった「たまごふわふわ♡」

江戸時代のリアルな料理、自宅で簡単に食べてみたくありませんか?

実は江戸時代の料理本はたくさん残っていて、現代でもレシピを超簡単に再現できるんです。今回は江戸時代に庶民から殿様、新選組局長・近藤勇も大好きだった「たまごふわふわ」をご紹介します。

材料

  • たまご 1コ
  • だし 200ccくらい (※だしが多いほど出来上がりがやわらかく、少ないほど固めになります)
  • お好みで塩ひとつまみ、醤油少々
  • 飾り用 刻んだネギや大葉、海苔など

こだわり派のアナタは、だしは鰹節一本から削ってみましょう。当時は自分で削って少し大きめの袋に入れ、煮出していました。削りたての鰹節からとっただし汁は、市販のパックだしとは格段に風味が違います。かつおぶしまるまる一本は、築地などで手に入ります。

直径15センチ前後の小さな鍋、または蓋のできるミニフライパンがあると作りやすいです。

作り方

①たまごを白身と黄身に分ける
②白身を先にかき混ぜて泡立てる
③充分泡立ったら黄身を加えて更に泡立てる
④小鍋、または小さめのフライパンでだしを加熱(この間もたまごをひたすら泡立てる)
⑤鍋が沸騰したら、鍋に③のたまごを流し入れて蓋をし、強火で5〜10秒加熱
⑥泡がほどよく膨れたら火を止め、おわんに移す。火から下ろすとしぼむので、素早く!
⑦刻んだ葉物を散らして完成

たまごの混ぜはじめは「本当にできるの・・・?」と不安になりますが、しばらく混ぜると泡立ってきて、火にかければ見事に膨らんでくれます。

上はふわっふわ、中はとろっとろの食感がたまりません♡江戸時代には珍しくない食べ物でしたが、現代っ子にとっては一周回って新食感です。おだしだけの優しい風味が、疲れた胃を労ってくれます。

応用編として、だしをたまごの3倍にして、直火にかけずに蒸すと、茶わん蒸しもできちゃいます。

「たまごふわふわ」を食べたら、ぐぐっとお江戸が近づくかも?ぜひともご賞味あれ。

 

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