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江戸時代の庶民の暮らしといえば長屋。長屋で寝る時はどんな感じだった?

江戸時代の庶民の暮らしといえば長屋。長屋で寝る時はどんな感じだった?

江戸時代、長屋で暮らす庶民たちは、夜寝るときってどんな感じだったのでしょうか?

歯ブラシの代わりに房楊枝?

まず、就寝は、ほぼ四ツ頃(午後10時頃)と割と早かったようです。寝る前にすることといえば、歯磨きですよね。もちろん、江戸っ子にとって歯磨きは必須です。口のニオイや歯の白さには、かなり気を配っていました。

といっても、歯ブラシというものは、まだありません。その代わりに、房楊枝(ふさようじ)という、柳や竹などの木を細かく削り先端をたたいて房のようにしたものを使っていました。

そして、横向きにして柄で歯のざらつきをとったりと、房楊枝をフルに活用していました。この房楊枝は、専門の店で売られていて、若い美人の売り子が客の引き寄せに重宝されていたとか。歯磨き粉は、房州砂を原料としたものに薄荷(ハッカ)などの香料を加えたものが主で、なんと100種類以上もあったそう。

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