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大相撲で場内がスーパー盛り上がる「金星(きんぼし)」は、白星と何が違う?

大相撲で場内がスーパー盛り上がる「金星(きんぼし)」は、白星と何が違う?

大相撲の本場所では、15日間に渡り熱い戦いが繰り広げられます。近頃は相撲ブームも手伝ってか、両国国技館をはじめ各地の場所で満員御礼となる日が多いようです。

出典:日本相撲協会公式twitter(@sumokyokai

そんな熱気に溢れた客席が最もヒートアップするのは、なんといっても金星の瞬間でしょう!平幕力士が横綱に挑んで土をつけた瞬間は客席から一斉に座布団が飛び交い、テレビの画面越しにもその熱狂ぶりが伝わってくるようです。
(※土俵に座布団などの物を投げ入れる行為は大変危険。禁止されています。)

「金星」とは前頭が横綱に勝つこと!

金星というのは本来、平幕と呼ばれる前頭の力士が横綱を負かしたときにのみ使われる言葉です。小結・関脇・大関という三役の力士が横綱に勝ったとしても金星と言わず、通常の勝ちと同じ白星として数えます。

相撲の世界はまさに階級社会。数百人規模の幕下力士に対し、幕内力士となることができるのはたった40名程であります。テレビ中継で見ることのできる力士は、百戦錬磨の猛者たちだったんですね。

出典:写真AC

そのうえ大相撲は総当たり戦ではありませんから、晴れて幕内力士となることができたとしても、地道に勝ちを重ねなければ横綱との取組は叶わないのです。

こうしてひたむきな努力を重ねて手にする金星がどれほどの喜びか、想像しただけで胸が熱くなります。

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