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絶対面白いやつ〜!動物が描かれた浮世絵を紹介しまくる展覧会「浮世絵動物園」

絶対面白いやつ〜!動物が描かれた浮世絵を紹介しまくる展覧会「浮世絵動物園」

2010年に太田記念美術館で開催されて好評だった展覧会「浮世絵動物園」が、今春にパワーアップして帰ってくることとなりました。

浮世絵といえば美人画や役者絵、風景画が一般的にはよく知られていますが、猫から龍まで多彩な動物が描かれているのは、浮世絵ファンならよくご存知でしょう。本展は、動物が描かれた浮世絵にフォーカスした、目のつけどころが斬新な展覧会。2017年の展示は前回の2倍の160点が並ぶ、大ボリュームの展示内容となるとのこと。ワクワクが抑えきれませんよ。

歌川国芳「里すゞめねぐらの仮宿」前期展示

動物を描いた浮世絵師といえば、歌川国芳を思い出される方も多いのではないでしょうか。実は、他にも有名絵師たちが動物を描いています。今回の展示には、鈴木春信、葛飾北斎、歌川広重、月岡芳年、河鍋暁斎らの、有名絵師それぞれのらしさが発揮された動物たちも多数登場します。

本展では、動物そのものを描いた作品だけでなく、擬人化された動物たちや、想像上・伝説の動物、珍獣の絵も並びます。動物たちが踊ったり、遊んだり、はたまた蕎麦屋の様子を繰り広げたり。絵師たちは、想像力と観察眼をフルに稼働させて、さまざまな動物たちの絵を世に送り出しました。

太田記念美術館の公式Twitterのアイコンにもなっている「虎子石」が描かれている、歌川芳員の「東海道五十三次内 大磯をだはらへ四リ」は前期に展示されます。

本展での太田記念美術館オススメの見どころは、歌川芳豊「中天竺馬爾加国出生新渡舶来大象之図」(前期展示)。子どもから大人まで人気の象を迫力たっぷりに描いた1枚です。描かれた当時は、日本に生息していない珍獣中の珍獣だった象。可愛らしさの要素がまるでなくて、現代の象の描写とはだいぶ雰囲気が異なっていますよね。

歌川芳豊「中天竺馬爾加国出生新渡舶来大象之図」

会期中に開催される、学芸員によるスライドトークでは展覧会の見どころを解説。理解が深まれば、展覧会もより一層楽しめそうです。

浮世絵動物園
会期:2017年4月1日(土)~5月28日(日)
前期 4月1日(土)~26日(水)後期 5月2日(火)~28日(日)
会場:太田記念美術館
入館料:一般¥700 大高生¥500 中学生以下無料
公式サイト:太田記念美術館

 

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