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御用聞きで高齢者をサポート

御用聞きで高齢者をサポート

御用聞きというと、「富山の薬売り」などが思い浮かぶのですが、最近はちょっとそれとは違った御用聞きが注目を集めているようです。
地域の中でも孤立しがちな高齢者や、色々なサービスを受けづらい障害者、なかなか身動きが取れない子育て世代の方などが、気軽に買い物代行などを利用できる手段として、地域一丸となって取り組もうとしているところが出てきているのです。

日常の不便を解消

例えば、豊島区池袋本町で導入された仕組みでは、日常の買い物やちょっとした困り事に対応するというサービスが提供されています。
電話・FAX・ホームページなどから注文することで、商品を届けてくれるのです。

このサービスを利用できるのは、高齢者・子育て中の方・障害者などです。
日常の不便が解消されるのはもちろんですが、それだけでなく、自宅へ行くことで地域内のつながりを作ることも目的の1つとなっています。
メインターゲットは高齢者のようですが、そうしてつながりを作っておくことで、情報共有ができますから高齢者が詐欺などの犯罪に遭う可能性を低くすることができますし、孤立を防ぐことにもつながります。
安全・安心に暮らせる街づくりの1つの方法として、こういった御用聞きが注目されているのです。

移動販売も

御用聞きとまではいかなくても、移動販売車を導入したスーパーもあります。
その地域は高齢者が多い地域のため、移動販売車を導入することで売上があがったんだそうです。

少し田舎へ行くと食料品の移動販売を見かけることもありましたが、そういった仕組みが今また少し見直されてきているようです。

誰もが住みやすく暮らしやすい街作りのために、色々な企業や個人が知恵を出し合って、どんどんサービスが進化していっているようです。
その中で、古くて新しい御用聞きビジネスが生まれてきています。

 

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