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合戦や戦争に注目した浮世絵展「浮世絵の戦争画」開催!歌川国芳や月岡芳年の作品も

合戦や戦争に注目した浮世絵展「浮世絵の戦争画」開催!歌川国芳や月岡芳年の作品も

浮世絵の作品には文字どおり浮世(世の中)の出来事や人々の暮らしぶりを描いたものが多く見られます。その中にはもちろん合戦や幕末〜明治期の戦争を題材にした作品も。

今回紹介する太田記念美術館で開催される展覧会「浮世絵の戦争画」は戦争画にスポットをあてた展覧会。なかなかこういったジャンルに絞った作品展はなく非常に珍しい展覧会ですね。

太平洋戦争が終結して70年の節目にあたる今年に「浮世絵の戦争画」が開催ということで、日本の戦争の歴史を振り返る上でもこの展覧会はとても興味深いものになるでしょう。

浮世絵は世相を反映させた作品が多いので、文献から得られる情報とはまた違った方向から当時の世の中の戦争に対する思いを感じ取れるかもしれません。

展示される作品は源平時代や戦国時代の合戦を題材にしたものから幕末の混乱の中で起きた戊辰戦争や明治期の西南、日清、日露戦争など時代を超え多岐に渡ります。

歌川国芳、月岡芳年、小林清親といった浮世絵師の作品も展示されますが、その中には今までなかなか紹介されていなかった作品も登場するとのこと。

戦争という難しい問題を描いた数々の浮世絵作品から当時のどのような情報が得られるでしょうか。「浮世絵の戦争画」は2015年7月1日(水)〜7月26日(日)まで太田記念美術館で開催です。

浮世絵の戦争画 – 国芳・芳年・清親 | 太田記念美術館

 

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