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駄洒落は日本の伝統的な言葉遊び

駄洒落は日本の伝統的な言葉遊び

駄洒落というと、なんとなく連想するのがおやじギャグ。面白くもないのに一人で言って大笑い、そんなさむ~い光景が思い浮かびます。
そんな駄洒落ですが、元々は貴族のたしなみである「洒落」の中でもその程度の低いもの、ということで「駄洒落」と言われるようになったそうです。

洒落は貴族の一般教養

その昔、洒落は貴族の嗜みとして必須の教養のようなものだったそうです。それは和歌を詠む時に多用される掛詞(かけことば)と基本的に同じものですので、きっとこれがヘタだと恋も実らなかったことでしょう。

そんな貴族の洒落にも上手下手があり、上でも述べた通り、洒落としての程度の良くないものに対しては駄洒落と呼ぶようになったそうです。

主に貴族や僧侶などの上流階級が担っていたと考えられる日本の古典文学の中には、それこそ掛詞がわんさか出てきます。中学校や高校でやった古典の授業の中だけでも、毎回のように出てきませんでしたか?よくそんなこと考え付くものだな、と感心しながら見ていたものですが、こういった土壌がしっかりとあったというのが、掛詞が多用されていた背景にあるのかもしれません。

 

 

駄洒落は日本人の表現技法

そのように昔から多用されていた洒落だから、そこから派生した駄洒落もまた日本人の表現技法の1つと言えます。

布団が吹っ飛んだ
アルミ缶の上にあるみかん
内容が無いよう
・・・・・・などなど、誰もが知っている駄洒落はたくさんあります。

こういった駄洒落を多用するイメージはおじさん世代にありますが、よくよく考えてみると子供の頃によく使っている友達がクラスの中にいませんでしたか?
小学校の低学年から中学年くらいの時期は語彙が一気に増えていく年頃です。そうした年代の頃に私たちは駄洒落の面白さを理解するようになるようです。
だからクラスに1人はいるひょうきんなこが、みんなの前で駄洒落をよく言っていたのかもしれません。そしてこうして駄洒落を頻発するおじさんが再生産されていくのかもしれませんね・・・・・・。

 

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