エンターテイメント - 日本文化と今をつなぐ。Japaaan

渋谷のんべい横丁、伝説の焼き鳥屋

渋谷のんべい横丁、伝説の焼き鳥屋

先日ヒカリエがグランドオープンし、駅内の再開発・最改変も順調に進んでいる渋谷駅周辺。
ハチ公交番前の横断歩道を渡り、宮益坂方面に歩いて行き山手線のガードを超えた辺りに、突然レトロなアーケードと赤提灯が現れます。
その名ものんべい横丁。最近は新しい、オシャレな店も増えてきました。

そんな中、お母さんの底抜けに明るい人柄と、もちろん焼き鳥のおいしさと安さで圧倒的人気を誇るお店があります。
鳥重」という、カウンターで7、8人程度しか座ることの出来ない小さなお店。
毎日18:00、19:30、21:30の3交代制で予約を受付けていますが、6月の現時点で年内まで既に埋まってしまっています。

このお店、筆者もお邪魔したことがあります。
当時勤めていた会社の先輩と2人でお邪魔し串数種類をひとり一本ずつで頼んだのですが、お母さんが甲高い声で「串はだーいぶ大きいので〜、おそらくおふたりで一本で十分だとおもいま〜す!」と決して手は休めることなく教えてくれます。まぁ足りなかったらまた頼めばいい、と思い従って正解でした。とにかくひと串の肉の大きさ、肉の数がハンパない。
とにかくお母さんも居合わせたお客さんも決して自由があるとは言えないこの空間を心から楽しんでいます。
7、8人しか座れないカウンターに詰め込まれ、10人くらい座ることもあります。
知らない人と肩をぶつけ合いながら焼き鳥をぼおばり、ビールを飲みます。

torishige_photo2

まだ帰りたくないというお客さんをお母さんが嗜めながら、やっとこさ次回の客と交代し、次の時間が始まります。このせいぜい数平米のお店でひとつの秩序が出来上がり、良いオトナたちが楽しみながらそれに準じている光景が微笑ましく楽しい時間でした。

そんな素晴らしいお店、「鳥重」がなんと今年一杯で閉店というウワサを聞きつけ、速攻で電話してみると変わらないお母さんの声で「そーうなんです〜、長らくご愛顧ありがとうございました〜。」との返答・・・
予約を・・と思ったところで後の祭り、前述の通り閉店の日までびっしり埋まってしまっているそうです。それでも優しいお母さん、「当日キャンセルもたまにあって入れることもありますから、お近くに寄った際は顔見せてください〜」という優しい言葉を頂きました。

今年一杯で閉店となってしまう昔懐かしい雰囲気とお母さんの暖かさに触れられる焼き鳥店、お近くにお寄りの際は是非行ってみてください!

 

RELATED 関連する記事

 
閉じる