1910年代の大阪の舞妓さんの姿にびっくり

小林聖

舞妓さんといえば、やはり京都。たくさんの簪で飾った髪に豪華な帯を前結びにした華やかな姿が目に浮かびますよね。

こちらは1910年代に大阪で撮影された舞妓さんの写真。大阪では京都とは異なり、舞妓さんは帯を立て矢結びにし、髪型も江戸風にしていたのだそうです。すっきりした姿はまた違った魅力がありますが、ちょっとびっくりですね。

江戸時代の武家の婦女子のようです。

そういえば、深川の芸者さんは男性としてでないと仕事をすることが認められなかったため、そのころは男性のみのものであった黒羽織を身につけ、源氏名も男性名だったといいます。その地域ならではの装い方というのがあったのでしょうね。

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