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和紙に日本人が生んだ「心にひびく名言」杉原紙研究所の杉原紙カレンダー

和紙に日本人が生んだ「心にひびく名言」杉原紙研究所の杉原紙カレンダー

2014年のカレンダー、もう買いましたか。
もしまだなら、手漉き和紙を使った掛け軸風カレンダーなんか、どうですか。谷が生む清らかな水と厳しく冷えこむ気候が、1000年以上に渡って育んできた手漉き和紙・杉原紙。その杉原紙を使った和風カレンダー、御紹介です。

CC-03兵庫県多可町の杉原谷で、実に奈良時代から漉かれ始めたという、杉原紙。先進的な製紙技術で写経用箋などを漉き、室町時代以降は「●●杉原」という名の紙が全国で漉かれるようになるほど、その名声は広く轟いたといいます。江戸期には300軒もの製紙業者が谷に集まるも、明治以降は洋紙の普及のために手漉き紙業者が減少し、大正末には遂に途絶。しかし、昭和後期に入って再興が行われ、現在は町立の杉原紙研究所を拠点として生産や販売が行われています。

杉原紙研究所で販売されてる製品は、和紙そのものはもちろん、色紙・懐紙・短冊・写経用箋といったベーシックなものから、財布やランチョンマット、あるいはポチ袋といったタイムリーなものまで多岐に渡りますが、もっとタイムリーなアイテムといえるのが、杉原紙カレンダーです。

楮(こうぞ)の皮を剥ぎ、多くの手作業を経て生まれたという白い杉原紙。そこに、日本の文人が生んだ「心にひびく名言」と、グリーンの穏やかな切り絵を月ごとに印刷。全体のテイストは掛け軸風に仕立てられた、凄く和風、それでいてどこか可愛いらしいカレンダーになってます。

言葉と絵の温もりと共に、手漉きの暖かさが1年を通して楽しめるカレンダー。キレッキレにおしゃれなのや、逆にもらいもので済ませてもいいカレンダーですが、来年当たりは手触りでも味があるのを部屋にかけてみるのも、楽しいんじゃないでしょうか。

杉原紙研究所

杉原紙カレンダー – TAKAsg

 

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